*** テキトー絵日記 ***

(2006/09/26)


スペイン旅行一日目

マドリッド・バラハス空港

皆に脅かされてうんと早起きしたら渋滞など無くて予定よりも全然早く津の港に着いてしまった。仕方ないのでそのまま予定よりも1時間早い船に乗った。そしたらここでご近所のご家族ご一行と出合った。あちらは沖縄旅行だそうだ。さらにうちの奥さんの知り合いご夫婦とも一緒になって、聞けば寄寓にもスペイン旅行とのこと。ただしボクたちとは旅行社も違うしコースの順番も違う。でも同じく期間も8日間のスペイン旅行とのこと。さらにこの船ではボクの知り合いとも一緒になった。彼女は北海道へイサム・ノグチの講演を聴きに行くのだそうだ。しかしこれだけ同じ船に揃うって世間はやはり狭いものだと感心してしまう。

さて予定より早く着いてしまったセントレアではデッキで各国の飛行機が発着する様子などを見て過ごす。これ好きなんだよね。予定の時間になったので集合場所に行くと空港内の別室に案内されここで旅のブリーフィングを受ける。最終的には全部で16名のスペイン旅行となった。

予定通りの朝11時にセントレアを離陸したフィンランド航空はそのまま北上を続け日本海を抜け樺太サハリンからシベリア上空をフィンランド目指してえんえんと9時間半ほど飛ぶ。行けども行けどもロシア上空というのがすごい。日本とフィンランドは実は近所なのだと知ってましたか?なんと隣の隣同士の国なのだ。ロシアを挟んでね。

機内食は美味しいと定評のあるフィンエア。確かに以前のJAL機などより美味しい、というかボクには向いてる料理という気がする。この長距離便(機体はあの美しい3発ジェットのMD11--今や日本に乗り入れている航空会社ではフィンエアだけ)ではちゃんとステンレス製のフォーク、ナイフなどが嬉しい。ただし乗り換えた後のスペイン路線(機体はA320)では同じフィンエアでもプラスティックの食器に紙コップだった。

さてセントレアを朝の11時に出て実際には9時間25分飛んだフィンエアがフィンランドのヴァンター空港に着陸すると、ここでの時刻は昼の2時25分なのだった。つまりここで日本との時差がマイナス6時間。ここから1時間半ほどのトランジットを経てスペインを目指す、、と聞いていたのだけど実際には各駅停車の飛行機で、ってこともないが、まずはお隣のスウェーデンはストックホルムに飛ぶのだった。ヲイヲイそんなの、聞いてないよ〜(泣)。

4時10分にフィンランドを出た飛行機は50分後にストックホルムのアーランダ空港に着陸した。その時の時刻はってぇ言うとこれが4時ちょうど!?なぜならばここはフィンランドとの時差がマイナス1時間ある。日本とは7時間違う。これってEU標準時?なのでした。

ここでは飛行機から降りることも出来ず乗り込んでくる客をあの狭い機内に座ったままでじっと待つ。4,50分ほどしてやっと飛行機はマドリッドに向けて飛び立つ。ここから3時間20分飛んだ後ようやく飛行機はスペインのマドリッドはバラハス空港に着陸したのだった。時刻は夜の8時半となっているが日本時間で言えばすでに翌日深夜の3時半。ホテルにチェックインしたのはそれからさらに1時間半ほど後だった。

こうして旅の初日はえんえんと飛行機に乗ってるだけで終わった。あ〜疲れた。こうしてユーラシア大陸の東の果てから西の果てまでやって来たわけだがそれにしてもユーラシア大陸って広いんだなあ。

それからちょっと驚いたのは最初にフィンランドに入国したのだけど、そこからスペインでは国内旅行扱いなのだった。つまりスペインで降りる時には税関やら入国審査やらが無いのだ。飛行機を降りたらそのままさっさとバスに乗る。え〜〜?、つまりパスポートにはスペインのハンコを押してくれないのだよ〜。パスポートだけ見ればフィンランド旅行になってしまう。恐るべしEU圏内。

**** 一口情報 ****

フィンランド人=Finnish です。なんか面白い。
もちろん フィンランドの、っていう時も同じく finnish です。

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