*** テキトー日記 (99/08/30) ***

選曲準備する

残暑は今日も厳しいが、今週は毎月やっているスタンダード・ジャズでの定期ライブがあるので、今から気分を秋にして選曲をはじめる。手始めにこの夏ずうっとラテンにしていたゆうせん放送をA-13「スタンダードジャズ」のチャンネルに変える。途端に流れ出るフルアコの暖かいギター音色、いかにも夜なジャズボーカル、サブトーンで歌い続けるテナーでのバラッド。うむむむ、外の道路はカンカン照りの日中なのに、冷房の効いたところでこんなのを聴いているというのもなんか不思議な感じがする。

そうだ、選曲もさることながら、いったい何を着ていこうかしらん?もう夏のスーツって感じでもないしなあ、といってウールのスーツを着ていくのは勘弁して欲しいし。ジャケット着ないでワイシャツとネクタイっていうのもなんかツマンナイしなあ。いっそ、タキシードでも着てってやろうかしらん?

縦にして下から見たフルートてなことを考えながら譜面をパラパラと見る。ボクはここの場所ではう〜んとラウンジっぽい音楽を演りたいのだけど、どうも他のメンバーさんはもっと「いかにもジャズ」らしいものを演りたいみたいで、その辺は演奏中にも結構感じるものがある。ボクとしてはリラックスした音楽を、決してダラけることなく楽しみながら演りたいのだけどなあ。なんでもそうなんでしょうが、こういうちょっとした違いのような部分を気分良く演れるようにするのはなかなか難しいものです。

途中で「あれ?これはどんなメロディだったかな?」と思ったのがあってフルートで吹いてみる。そのままコードネームを睨みながらアドリブなんぞ演ってみる。しばしアソんだ後で今度はフルートで音階練習になった。2オクターブを一息で往復するというのが目標なんですが、フルートの第三オクターブ目の運指がたどたどしいので、いつの間にか高音部分の練習になり4オクターブ目のCとかC#とかDの音を鳴らそうとピーピー演って一息入れたら耳鳴りがしてきた。フルートもこのくらい高い音になるとうるさいものだなあ。

つづく

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