*** テキトー日記 ***

(2000/12/31)

バイバイ20世紀の演奏

実はこの今世紀最後の演奏が決まるまでには二転三転した訳なのだが、ともかくちょっと訳ありの<ほとんどお客がいない>ラウンジでのライブとサンバショーの二本立てを某ホテルで演ってきました。

片道ちょうど60kmのここに向かって出たのは夕方5時すぎ。すでに伊勢(伊勢神宮)方面に向かう反対車線は車が多いようだ。しかし北上する側はスイスイで7時前に現地到着。ラウンジ演奏は8:30からだからまだずいぶん時間があるが、何を演奏するのか全然決めてなかったので譜面を取り出しテキトーにピックアップする。

ドラムのユタちゃんから「クルマがパンクしたからちょっと遅れる」との連絡があったようだが、ま、ラウンジならばギターさんとのデュオでも構わないから焦ることもなかった。でも結局本番に間に合ったのはエラい。

8:30からと9:30からの2回、30分ずつのラウンジ演奏をほとんど人のいない客席に向かって演奏するが、場所がなかなか雰囲気の良いこともあって演ってるボクはミョーに楽しい。テナーを吹くのが実に久しぶりなので、そのせいかとも思ったが、どうもそれだけではない。なんていうか気持ち良〜く音楽ができるのだ。普通ならばこんなベースのいない変則的な編成(Sax、Guitar、Drums)だというのに、それが全然気にならない。楽しいの一語に尽きる。

2回の演奏を終えてタキシードからド派手まっ黄色のスーツに着替える。このスーツを着るのはこの数年でこれでまだ3回目だ。そして本来ならばカウントダウンイベントのアトラクションであったサンバ・ショーを、これもほとんどお客のいない客席に向かって演る。某ワークスのレーサーご一行がいてくれたのがまだしもだった。

しかし、やっぱりミョーに楽しい。嬉しい。ボクだけかと思ったらスルド氏も同様のご意見。なにかミョーに楽しくまとまったステージだと思ったのは何故なんでしょうねえ?

てな訳で写真ネタがないのが残念ですが、今世紀最後の最後を演奏で締めくくることができて幸せでした。バイバイ>20世紀

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