*** テキトー日記 ***

(2000/04/22)

20世紀デザイン切手・第9集

なんか久しぶりに来たという感じの今月のデザイン切手。今月は1940年〜1945年、つまり開戦から終戦までということで、どんな内容が切手化されるのかと思ったら、戦争関係は真珠湾攻撃、広島の原爆、長崎の原爆、ミズーリ号での降伏文書調印式、の4枚だった。

真珠湾攻撃・・九七式艦上攻撃機でしょうか?これが真珠湾攻撃の記念切手。しかしただでさえこの開戦の手順は世界に受けが悪いのに、敗戦国が先制攻撃を加えた時のことを”記念する”っていうのもナンだかなあ。「開戦へと太平洋を東に向かう南雲艦隊」とかなんとかのほうがエカッタんでないかい?

なかなか男前であります。しかし今月の切手ではボクも最近知った「杉原千畝副領事」が切手化されている。この人のエピソードをご存知ない方のために解説より抜粋してみましょう。

《1940年カナウス(当時のリトアニアの首都)領事館の杉原千畝副領事は、ナチスの迫害から逃れるために日本の通過を求めたユダヤ人約6千人に対して、ビザを発給した。1985年、イスラエル政府から、ユダヤ建国に尽くした外国人に与える勲章「諸国民の中の正義の人賞(ヤド・バシェム賞)」を授与された。》

どーです、「諸国民の中の正義の人」とイスラエル政府から認められるのですよ。うむむむ、映画みたいでカッコいいと思うぞ。

さて、他にはこんなのもある。昭和新山

これは今の有珠山ではありません。1943年に有珠山中腹で噴火があり、海抜407mの昭和新山が誕生しました。その時を記念しての切手なんですが、子供のころこれを知って驚きましたねえ。火山が噴火して山が出来るなんていうのは、有史以前の大昔のことだとばかり思っていましたから。

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