*** テキトー日記 ***

(2003/10/24)

トンボ

蜻蛉と書くとなにか文学的気分だ(^^:。

今日はとても良い天気で抜けるような青空が広がっていた。ただし風もあって日陰や風当たりの強いところでは寒いくらいだった。

陽だまりが恋しくなったので日当たりの良い池の周りのベンチで文庫本の「上方落語・桂米朝コレクション」を読んでいた。そう最近は文庫本で読む落語というのがちょっとしたマイブームだったりする。

上方落語ならこの米朝で、江戸噺だと志ん朝を読んでいる。いずれは志ん生も読んでみたいと思っているが、こういうのを読む時はそれぞれ米朝や志ん朝に成り切って読まないと面白さが半減するのだが、志ん生になって読むというのはなんかそれなりの覚悟が要る。(ような気がする。)

で、この陽だまりの中の石のベンチに腰掛けて読んだのが米朝の「貧乏花見」。わははははは、面白い。

本からふと目をあげるとボクのバッグに赤とんぼが止まっている。を、なんかのCMみたいだ。絵になるじゃん。と思いながら回りを見渡せばたくさんの赤トンボや塩辛トンボが乱舞している。

一瞬、トンボを追い掛け回していた子供の頃を思い出したりしていた。

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