窓から外を眺めるローマ人親子・・・かな?
どうもイラクが今のイスラエル/パレスチナの問題に似てきているような気がするなあ。あるいは宗教戦争というか、もしくは白人と有色人、これは言いすぎか?
キリスト教とイスラム教の対立であることは間違いないだろうし、ひょっとすると共産主義なき後の資本主義がその生存をかけて戦おうとする非資本主義との争いなのかもしれない。
資本主義って結局は富の一極集中を促進するだけで多くの民衆は幸福にはなれないんじゃなかろうか?
「勝ち組に入ろうとしないのですか?」というのがネットワークビジネスという名のネズミ講の勧誘クドキ文句らしいけど、勝ち組み負け組みなんて言葉が定着すればするほど資本主義の弊害が出てきているのじゃないかと思うし、だいたいこの資本主義っていうのがいったいいつまで支持されて続くのかちょっとした疑問でもある。
とはいえ、まぁボクが生きている間に劇的なパラダイムシフトが起こるとは考えにくいし、成熟というにはあまりに熟しすぎたこの近代思想の爛熟ぶりを見ていくことになるんだろうなあ。ひとつだけハッキリ言えると思うのは、もう食べごろは過ぎてますぜい、ってことだな。