*** テキトー絵日記 ***

(2006/04/02)


フラメンコのミニショー

ISO3200で200mm相当を手持ち撮影

天気予報通りの雨の日曜日。近所のミニホールでチャリティバザーとコンサートがあるというのでカメラ持って出かけた。出かけたといっても自宅から歩いて5分くらいのところなんだけどね。

お目当てはミニコンサートのトップバッターを切るフラメンコのショー。ちゃんとギターもカンタも生演奏で情熱的なダンスを数名のおねいさん方が踊る。歌がスペイン人(というよりロマーノと言うべき?)なのでスペイン語が上手だ。実に雰囲気がある。あ、今何の気なしにスペイン語と書いたけど、ひょっとしたらフラメンコの歌詞はロマ語とかそういうのかもしれない。この辺のことはよく分からない。

ショーは音楽好き踊り好きにはもちろんだが写真小僧としても魅力が沢山ある。基本的な照明は薄暗く、舞台を照らすのは左右から2灯の固定の色ライトのみ。おまけにフラメンコですから動きは激しい。標準ズームでは画角が中途半端。望遠側ではピントを取る適切なコントラストがなかなか得られず、フォーカスしやすい広角では絵が説明っぽくなりすぎて面白くない。

そこで昔の望遠レンズに替えてマニュアル撮影にする。雰囲気さえ得られればブレやボケも表現のうちと割り切って撮影する。ただ照明の当たっているところと陰になる部分のラティチュードというのか、それぞれの感度がどっちかに引っ張られてしまうので露出補正をいろいろ変えて試してみる。こういうのが写真小僧としては面白かったりする。

そのうち自分が何を見たいのかが次第にハッキリしてくる。そうなればOKだ。その見たい部分だけを切り取ればいいのだから。そうやって撮ったのが今日の一枚だ。

フラメンコのショーの後は沖縄のエイサーやら中国の二胡やゴスペルなど夕方まで盛り沢山の企画なのだけど、ニ胡のグループが録音されたピアノに合わせて一斉にユニゾンでメロディを弾き始めたのでこりゃカナワンと退散してきた。メロディも「ざわわ〜、ざわわ〜♪」だったしね。

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