年末になると流行りだすディナーショーという言葉。公共交通機関がなく、おまけに駅や街中から遠く離れたこのリゾート施設の場合、クルマで来ているディナーショーの客は本当に皆さんノンアルコールで帰るんだろうか?
ということで、このディナーショーに参加する妻、母、叔母1、叔母2、と総勢4名さまを現地ホテルまで送迎のショーファー役をおおせつかった。彼女らは大いに飲んで、運転手のボクはもちろんシラフという設定だ。最初は夕方に送って夜再び迎えに行くことになっていたが、自宅からホテルまで片道30kmくらいあるので二回も走るのは無駄が多い。ということで現地で別途、食事をしてショーだけはナイショで見せてもらうことにした。
こんなことが出来るのも今日の場合、ディナーショーとは名ばかりで、実際には食事付きコンサートという形式だったからだ。つまり食事は食事で別会場にて。その後、移動してホテル内にあるコンサートホールでショーを観る。決して食事を楽しみながらショーを観るわけではない。
ショーは90分ほどだったが、しかしなんだねえ、ポップスのPAというのは低分解能、ドンシャリ傾向のレベル上げ気味っていうのがツライところだ。ベースは楽器としてのベース音ではなく単なる低周波数の振動音って感じになってしまっている。いや、エラそうなことを言うつもりではありません。単にボクがそう感じるというだけですが。でもあんなのが氾濫してたらアンプラグドでホッとしたくなるのもむべなるかな。