*** テキトー絵日記 ***

(2007/04/19)

残照を狙ってみた

An evening view by 10-20mm

ここから見る西の方角は空がとても広いのでボクのお気に入りの場所でもある。すでに日は落ちているが、まだ西の方角にはわずかな残照を残している。

今日は気温が一気に上がりポカポカの陽気だった。昼食に入ったインドレストランでは半袖というかフレンチスリーブ姿のお客さんがいた。今月は紫外線もかなり降り注いでいるとのことだ。ただし天気は全然安定していなくて、晴れたら曇り、雨がぱらつき、やっと晴れたと思ったら、明日の夕方からは再び天気は下り坂とのこと。次の晴れは来週の火曜日以降だとか。やれやれ。

花粉による鼻炎の症状がまたひどくなっている。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、と3拍子揃ってやってくる。しばらくの間はマスクさえしてれば症状はひどくなかったんだけど、ここ数日は2月末ごろ並みの脅威でアレルギー性鼻炎がひどい。以前のは杉花粉のピークで今はヒノキのピークなんだろうなあ、、、。

ピアニスト・シューベルトの交響曲を聴いてみる。曲はシンフォニー3番と有名な8番。この8番は第二楽章までしか作られていないので「未完成」というタイトルが付けられている。

まずは3番の交響曲 Dメジャー。シューベルトという人は生涯に歌曲だけで600曲以上作曲しているとのことです。つまり今風に言えばソングライターな訳ですね。そのせいか、多くの管楽器や弦楽器が交錯するオーケストラに於いても常にメロディラインがハッキリしているような印象があります。

この交響曲3番では各楽章のカラーがはっきりと違っていて、クラシックの交響曲を沢山聴いた経験の無いボクにでも、シューベルトの個性といったものが純分感じられます。

しかしやはり有名なだけあって8番「未完成」はさらに興味深く面白い。本来4つの楽章で起承転結を構成するのが交響曲の常套手段ですが、この「未完成」は第一楽章だけでも何か映画のサウンドトラックを聴いてるように起伏があって飽きさせません。モーツァルトのように冗長にならない。

Bマイナーという短調ならではの旋律のクライマックスもあって、第二楽章もダイナミクスを活かしながらドラマチックに構成されています。こりゃ飽きないわ。

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