*** テキトー絵日記 ***

2007/10/19


レンズの描写力

片手でマニュアルレンズのピントを合わせるのは難しい by 28mm

というわけでやっと日記の日付と実際の書いてる日にちが一致した。10月19日金曜日。朝から冷たい雨が降っていて夕方のテレビニュースでも伊勢市内からの中継でアナウンサーが傘を差してレポートしていたりする(赤福の騒動のことね)。

今回の旅行ではやはり18-55mmの標準ズームと呼ばれるレンズが一番便利で活躍した。これがハワイの時のように自分で勝手に行動するのならばもっと望遠や広角の単焦点レンズで楽しめるのだけど、団体行動が基本のツアーでは近寄ったり遠ざかったり出来ない分だけズームレンズは有難い。

だけどねえ、やっぱり画質というか描写力には不満がある。まあ二兎を追うもの一兎を得ずってくらいで、便利な標準ズームにあまり画質だの描写だのと言ってはイケナイのだけど、帰ってきてから付け替えた単焦点レンズの描写力には改めて惚れ惚れしてしまうんだよねえ。

とそんな話題になったのは隔月刊のAMERICAN PHOTO誌が届いたから。今期号のサブタイトルには”How photography can save the planet”とあって、社会派系のカメラマン、もしくはそういう写真がいろいろ載っている。これを観てると思うのだけど、もはや単に動物の写真を撮っただけでは、写真でなにかを表現することにはならないのだよね。そのことで何を主張したいのか?言い換えればどういうテーマを持ってのその写真を撮ったのかが問題となるわけだ。この辺りのことは論理の西洋といわれるだけあって彼方の写真雑誌に一分の長があると思う。

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