*** テキトー絵日記 ***

2008/07/26

伊勢薪能

「Deep bow」と名づけた作品 with F70-200mm

今日も午前中はフォトスタジオであれこれ。といってもそんなに大したことはしていない。ついでにピアノも弾いて遊ぶ。それから来週用に譜面コピー。「ドルフィンダンス」をやってみようかなあと思いつつ自分で弾いてみる。途中完全な分数コードになっている。うむむむ、こういう時の解釈をどうしたものか?と思いつつもとりあえず分母に乗っかっている分子のほうだけ鳴らす。右手はメロディなのでね。

午後はスーパーへ買い物のお供。百葉箱での最高気温はここ数日の間、毎日記録を更新しているが、今日の午後なんかも道路上では確実に40度を超えている。たぶん42度くらいありそう。スペインのアンダルシア地方に行った時、夏はアフリカからの乾いた熱気で最高気温が50度を超えたと言っていたが、その時に聞いた「熱したフライパンの中にいるようだ」という形容詞は今日の伊勢にもピッタリな感じがする。

夜は外宮の玉砂利のところに設営された能舞台で伊勢薪能を鑑賞する。以前に和泉元彌がブームの頃、伊勢にやってきて屋外の薪能舞台で演じる狂言は観たことがあるが、能を観たのは初めてかな?ひょっとすると以前にも観たことがあるのかも知れないけど、今回その素晴らしさに感動してしまった。正面席からではなく舞台の横手、鼓の奏者達がよく見える位置から見たからかもしれない。笛と鼓と掛け声、それらが正面で演じるシテと呼応して、なかなかのスリリングなものを感じさせてくれた。なんかリアルジャズにも通じるところがありそうだ。いいねえ。

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