やっぱり桜は青空が一番映える。今日は見事な青空が広がり、風も無くポカポカ陽気だったので朝一のバイトが終わったらまずは桜ハント。こういう景色を見てると嬉しくなってくる。数枚撮影してから病院へ行った。
今月に入ってからずっと母が病院へ詰めているので、今日の午後は交代してボクが夕方まで付き添った。父が時々ギョロリと目を剥いて焦点の定まらないとび色の目で睨みつけてくるのだけど、それを母がとても嫌がる。ではと、ボクの持っている一番濃い色のサングラスを持っていって父に掛けてみた。確かにこれだと目が直接見えないので気持ち悪さは無くなるが、まるでヤクザの親分が病院で寝ているという設定のお笑いみたいになるのだった。はははは、まあいいさ。いつだってユーモアは必要だしね。
付き添いといっても、もう話しかけてもこれといった反応は無いから、本を買っていって読んでいたのだけど、6時間も病室に居ればたいていのものは読み終わってしまう。特に雑誌関係ならばなおさらだ。今日読んだのは買っていった月刊フォトジャーナルのDAYSと落語家の古今亭志ん朝、それと置いてあった新潮+45。でもこんな時こそネットブックでもあれば退屈しないのになあ。
註:ネットブックはブックとは言っても本ではありません、念の為。