先日、テストケースということでお邪魔した某今風ニューウェーブな高級旅館のバーで、今日から約1週間演奏をすることになっていたのだけど、そのことをすっかり忘れていて、さぁ〜て今夜は何しようかなあ?なんてのん気なことを考えていたら相棒からメールがあって危うくポカするところだったのを救われた。やーよかったよかった、やれやれ。
実はメールをくれた相棒も今日が演奏日だというのを忘れていて、自分がカレンダーを見ていきなり思い出したので念の為と思ってボクにメールをくれたものだった。しかしそのメールが無かったらボクは完全に忘れていた。というのもいつ演奏に入るかというハナシが二転三転した経緯もあって、今日は演奏が無くなったと思い込んでいたからなのだ。
今日の演奏は二部構成で、最初の一部は結構お客さんが居て割りと真剣に聴いてくださり、拍手も盛大にもらったのだけど、あのですね、そんなに真剣に聴いてもらわなくてイイですから、もっとリラックスしてくだしまし。しかしファーストステージ40分ほどで皆さんお部屋にお帰りになり、第二部は東京からという一人の女性だけがお客さんで、しかし彼女は熱心に聴いてくれて、聞けば彼女のお勤めは横浜ということで、ボクの初勤務地は横浜の元町ですよ、なんて話したりしたのだけど、せっかくリクェストをもらった映画「カサブランカ」のテーマ曲ともいえる”As
time goes by”を演奏できなくてごめんなさい。勘でなら演奏できるのだけど、ちゃんと暗譜している訳じゃないからデュエットで演奏するとキーがゴチャゴチャになる可能性があったのです。
初見でも譜面があればまぁまぁ演奏できるのだけど暗譜はダメなんですよねえ。ボクの弱点でもあります。