** テキトー絵日記 ***
2010/02/13

写真は日常照明を反映する

急行電車通過中 with DA21mm

今日は長い時間バイトだったので、写真を撮るヒマがなかった。そう思いながら帰り道、踏み切りで待たされたので目の前を通過する電車をブレボケ・アートしてみました。近鉄車両をご存知の方ならこれが少なくとも特急じゃないくらいは分かってもらえると思う。

やっと待望の”Potrait Photographer's Handbook”が到着した。思ったよりもしっかりした作りの本で123ページある。当たり前だけど全部英文なので少しずつ読み始めたが、それよりも豊富に載っているサンプル写真。これが滅茶苦茶スゴイとかいうものではないのだけど、色調とか明るさとか構図とか、ポートレートと言っても普段よく見かけるものと随分違う。特に花嫁の写真なんて日本のものとは全然違うぞ。

これは文化の違いでもあるのでしょうか。日本のそれがいわゆる記念撮影っぽいのに比べると、アメリカのお手本は絵画のようというか、映画の一シーンのような捉え方をしている。あるいは極端に部分的なクローズアップだったり、反対にかなり引いて周りを写しこんでいたりとか、まあなんというか撮影の自由度が大きい。

特に人物撮影の場合はあまりシャープに写さないほうが好まれるみたいだ。これは何も人物の顔写真のことだけではなくて、ムードというか雰囲気をもっと重要視しているように見受けられる。さらに明るさに関しても日本のものよりもっと陰影が付いたり全体にダークトーンだったりするものが多い。

きっと、あれだね。各家庭の照明の事情が反映してるのじゃないだろうか。日本の家はどこも天井から蛍光灯で隅々まで明るく照らしてるものなあ。

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