さてこのおニュウの高倍率ズームレンズ、最短撮影距離が全域で45cmとなっています。45cmというのはカメラ内部のCCD面から測ってですから、テレ端のレンズをニュ〜と伸ばした時だとレンズ前20cmくらい。この距離でフィルム換算でいうところの300mm望遠が使えるということは、マクロレンズ的な使い方も出来るという訳ですね。
でさっそくそういう使い方をしてみました。この高倍率ズームレンズ、巷では描写が甘い（柔らかい）と言われていますが、どうしてどうして結構キッチリと写るではありませんか。大伸ばし印刷とか、ピクセル等倍であら捜し的な鑑賞をしたりしないので、ボクにはこれで充分です。第一この値段ですからねえ。驚くばかり。
タムロンにはSP AF90mm F/2.8 Di MACRO という有名なマクロレンズがありますが、やっぱりそういう社風というか伝統を持っているのでしょうかねえ。どうやら近接撮影は得意と見ました。
