以前にライブをやったお店で、お客の評判が良かったのでまたやりたい、という声に応えて（嬉しいじゃありませんか）、今夜はまたしても某オーガニックレストランで臨時のライブをさせて頂くことになった。
前回はピアノとデュオでやったので、今回はベースも入れて3人でやることになった。そしたら歌の人も入ってくれることになり、ライブとしてはなかなかバラエティに富む内容となった。なにしろ編成が同じ、面子も同じでは少々演奏する曲を変えたところで、サウンド的には同じになってしまいますからね。
演奏のことで言うと、二人より三人になったことで役割分担が出来て各自が専念しやすくなった反面、意思の挿通というか、気分で展開するのがモットーなジャズではまとまりを付けるという面でちょっタイヘンな部分も出てくる。本当はこれにドラムが入ったカルテットがジャズコンボとしては最小構成メンバーなのだけど、普段デュオのオシゴトが多いと、カルテットがまとまるというのは結構タイヘンなことなんだなあということが良く分かる。
今日は歌の女性も入ってくれたので、ショーの内容としては一段と面白くなったのではないかと思っている。今日のタイトルを「セッションライブ」としたのは、完成形の「ライブ」をお聴かせするというよりは「未完成からなんとか完成品に仕上げ用としているその逐一を見てもらい聴いてもらうライブ」という意味でつけた。だってその通りなんだもの。
知り合いが撮ってくれた演奏中の写真
