with XR 18-200mm
  
            「八月一日は八朔(はっさく)といい、伊勢ではかつてこの日を五穀豊穣や無病息災を祈った八朔参宮という習わしがありました。」とこれは毎年この日の夜に行われる「伊勢神宮外宮さん、ゆかたで千人お参り」イベントのパンフレットから。
            この日は特別に夜間の参拝が許されるので、薄明かりに照らされる浴衣のお嬢さん、なんてのが撮れないかと出かけてみた。昨夜に引き続き二晩連続の外宮の夜だ。
            結論からいうと、さすがに外宮の参道では本式の暗闇で、とてもじゃないが写真が撮れるような明るさはありません。外宮前の広場では盆踊りやら出店やらが軒を並べてドンチャカやってるが、いくら明るいといってもこっちは反対に風情がない。
            おまけにしっかり明るいということは、こっちもファッションチェックならぬ浴衣チェックをしてしまうので、あまりのキャリア組のおばあさまがたとか、をいをい、なんだいその着方は?と言いたくなるようなヤング組とか、ゴツイ体型とか、ハデハデ髪型とか、あまり写真に撮りたくない方々のほうが目立ってしまう。
            結局妥協案で、神宮参道内の売店の横でお参り記念の団扇を配っていた浴衣姿のお嬢さんのシルエットだけを頂くことにした。
            帰りに自分のアジトに寄ってピアノ弾いて遊んできた。