by FA Macro100mm
9月から手持ちの管楽器のオーバーホールを始めたのだけど、それが今日のフルート修理出来上がりで完了した。正確に言うとあとまだソプラノサックスがあるが、あれはそもそもの出来が非常に悪い楽器なので、もうどうでも良い。今回のオーバーホールは本当ならもっと早くやっておくべき修理だったのだけど、なんとなくダマしダマし、しながら使っていたのが、3本とも見事に再生を果たした。さすがはオーバーホールだ。鳴り方が全然違うもんね。
最初のテナーはタンポはもちろん、コルクやフェルトまでも総取り替え。しかも管体そのものもリラッカーしたので仕上がりは新品同然になった。これにマウスピースやリガチャーまでも新しくしたので、かなり(日にちもお金も)掛かってしまった。でも使用頻度はこのテナーが一番多いし、オシゴトとしての依頼がある場合もこれだから、オーバーホールするかいがあったと思っている。
続いて先月にやったのがアルト。これも総取り換えのオーバーホールだけど、リラッカーはしなかったので、見た目的にはボロのまま。でも音はよくなったしレスポンスも抜群。でも悲しいかな、このアルトでの出番はほとんど無い。いや、そりゃ使おうと思えば使えるのだけどね。
今日、リペアショップから帰ってきたフルートは、買ってからこれが初めての修理なのだけど、内容はやはりタンポの総取替と、主に右手のキー群の動き調整となっている。試しに鳴らしてみたが、おお!ちゃんと最低音から3オクターブ目までの各音が充分な音量で応えてくれる。嬉しいね。もっとランクが上のフルートも欲しいところだけど、まあボク程度の腕前ではこのクラスをピーヒャラ鳴らして遊ぶことにしよう。