*** テキトー絵日記 ***

2011/09/02

「苺とチョコレート」

予告編画面から with XR 18-200mm

ハバナ名物のアイスクリーム店「コッペリア」がきっかけとなる二人の男性の物語、キューバ映画の「苺とチョコレート」を初めてネットレンタルを利用して観ることが出来た。この映画は1994年公開のもので、内容は以前にも紹介したが「共産主義者の男子学生と自由主義者のゲイ男性との友情を、キューバの社会情勢を背景に描くドラマ。」(Wikipediaより)ということだ。もっと詳しく知りたい方はWikiページでどうぞ。

男子学生はチョコレートアイスを、ゲイの男性は苺アイスを選ぶのだけど、だからといって苺がそのままゲイとか女性とかの暗喩になっているわけではないようだ。苺アイスは男らしくないということだろう。その上でラストシーンでは男子学生が相手の苺アイスと自分のチョコレートアイスを取り替え、これを恥じること無く美味しそうに食べる。キューバの置かれた立場から自らの世界に閉じこもること無く、世界の異文化を理解しようという前向きな心意気を感じる。

今朝は悪天候なのでこの映画を観て過ごした。台風の方は当初の予想進路よりいくぶん西にずれて四国の方に向かっているようだ。さっきから時折強い風が吹いて雨も降り続いているけど、特に警報が出てはいないので午後はいつものようにプールに出かけたら、「たった今、警報が出たので午後からのプール営業は休みです」だってさ。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく