この本も面白い by X10
ミュゼットが好きで、自分でも演奏したくなり、クロマチックボタンアコ(CBA)を始めたわけだけども、今までアコーディオンのこと、ミュゼットのことなどはほとんど(全く)知らないままだった。
どちらかというとボクは実践派なので、自分で気がついたことや体験したことなどはアコでもミュゼットでも自分の言葉として喋れるが、ミュゼットという音楽のことでもアコーディオンという楽器のことでも、ハナシが歴史的なことになると全然知識がなかった。そもそもそういう知識を得たいと思ってもなかなか適当なものが無いのが実情だ。
そこに偶然アマゾンで見つけたこの「パリ・ミュゼット物語」、知りたかったことがちゃんと説明してくれてある。何故パリなのか?何故アコーディオンなのか?シャンソンとはどう違うのか?ジャズとはどう接点を持つのか?などなど
「シャープス&フラッツ物語」も戦後の日本のジャズ史を知るのにとても興味深い本だったのだけど、この「パリ・ミュゼット物語」も参考になる話が沢山含まれている。どうも○○物語というのに弱いみたいだね、ボクは。