*** テキトー絵日記 ***

2013/03/18(月)

海抜2.6m

by X10

ボクんちの近所は海抜2.6mだそうだ。これが平野部の市街地として高いほうなのか低いほうなのか知らないが、この計算でいくと3mの津波でもあれば街中は水面と化しそう。面白いのはこの辺りの町名で、市内の山の方から海に向かって岡本、岩渕、吹上という順になっている。これは岡本が土の地面エリアで、岩渕は字のごとく岩の渕、そして海からの風が吹き上げる吹上ということらしい。出来過ぎな気もするが、元々がそういう地形なのだとしたら大津波でも来れば水没は免れないところだろう。

年配の信心深い人たちは、伊勢は大神宮さまが守ってくれるから大災害は避けていく、なんてことを平気で言ってたりする。そんな馬鹿なとは思うが、そもそもこの地に神宮を定めたのは天変地異の起こりにくい場所を考えてのことだったという仮説なら、いくらか頷けないこともない。なにしろ昔の人は賢かったのだから。(とこれはボクの信心みたいなもん)

今日は久しぶりに午後から雨が降りだした。朝方は強い南風が吹いていて、これは東海地方では4年ぶりの春一番なのだそうだ。気象用語としての春一番はそうなのかもしれないが、今年の春先になってからの強い南風はすでにもっと以前に吹いている。ただ午後からの雨は確かに春の嵐という感じだった。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく