なかなかの重厚感 by X10
この重厚な黒いパイプは自転車用のインフレーターではない。6気圧入れるようになっているところなどはまさに自転車用の携帯空気ポンプそっくりだが、これは今愛用しているエスプレッソ用のハンドマシンだ。
ポルトガルでハマったのがエスプレッソで、帰ってからしばらくするとあの味をもう一度味わいたくなってきた。しかし一般的なエスプレッソマシンは場所も取るし値段もお高い。なにか良い手はないかと探していたらこれを見つけた。お湯を注ぎコーヒーをセットして、まさに自転車の空気入れのようにシュポシュポして6気圧溜め込み、それを一気に開放してコーヒーを抽出する。簡単で便利だ。お湯さえあればどこでもエスプレッソが楽しめる。とはいっても特に持ち運ぶ予定はないのだけど、なにしろハンディタイプなので使い終わればサッと仕舞っておける。おフランス製というのもなにか自転車ポンプとの共通点を感じる。
最初は家にあったコーヒー粉で試してみたのだけど、ドリップ用の粗挽きなのでうまく抽出できなかった。エスプレッソ用というのは極細挽きなのだ。そこでネットでエスプレッソマシン用のコーヒーポッドを買って使ったらバッチリだった。このコーヒーポッドはイタリア製。こうなるとやはりエスプレッソ専用のカップが欲しくなってスーパーで探したが置いてなかったので再びネットでイタリア製のカップを買った。
てなわけで日に数度、美味しいエスプレッソを楽しむ毎日です。しかし空気圧を上げる度に自転車のパンク対応を思い起こしてしまう。なにせ６気圧ですからね、ロード気分になるのもむべなるかな(^^ゞ
・・・後日訂正：よく見れば６気圧じゃなくて16気圧だった。ナント！
