by X10
PentaxからAPS-Cサイズセンサーでは最上級機となるK-3が発売された。この数年はすっかりFujiのX10に魅了され続けているのだけど、さすがに今度のK-3はちょっと気になる。
ローパスフィルターレス機なので高精細の写真が撮れるということや、センサー合焦速度の大幅な向上など、なかなかポイントを押さえた機種だと思う。しかしそれにしても値段もかなりなもので、安くなってきた他社のフルサイズ機種とあまり変わらない価格帯だ。
ためらう理由のひとつにはこの値段、そしてもうひとつには今更重くてかさばるデジイチに戻れるのだろうかという不安がある。なにしろ今愛用しているFujiのX10は普通のコンデジサイズだ。でもその一方で今まで蓄えてきたKマウントのレンズ群が使えないままではもったいないではないかという葛藤もある。特に単焦点のDA21mm、FA35mm、FA50mm、DA70mmなどはあのレンズの味をもう一度というかもっと味わいたいという希望もある。
ためらうにはもうひとつ理由があって、それはレンズはあれこれあっても一向にかまわないが、カメラ本体、特に大型でかさばるデジイチがいくら古いとはいえ、すでに3台もあるのにもう一台導入する値打ちが有るのだろうかという悩みだ。
う〜ん、滅多に悩まないはずなのだけど、これは悩むなあ。
