by K-01 with DA21mm
リサイクルセンターまで資源ゴミをクルマに満載して運び、家に戻ったら近所から太鼓の音が聞こえてきた。うん？なんだなんだ？と出てみれば、おーー、獅子舞じゃないか。そうかいつもこの時期は町内の箕曲中松原神社（みのなかまつばらじんじゃ）の御頭神事（みかしらしんじ）なのだった。
この日は最初に神社の境内で踊りを奉納し、見物の人たちは無病息災を願ってこの獅子に自分の頭を噛んでもらう。境内の舞が終わるとこうして町内のあちこちで舞を披露する。町内とはいえこれは生活道路の交差点でやってるのだけど、別に道路専有許可を取ってるとも思えないし、交通整理のお巡りさんが付いていることもない。「クルマは少々待たせとけ」なんて誰かが言ってるが、そういうのがかえって地域コミュニティを感じさせる。
しかしこの獅子舞の獅子とはもちろんライオンのことなのだけど、ペルシャ時代にアフリカからペルシャの王朝に献上されたライオンのことが、遥かシルクロードを経由して日本に伝わったものが獅子の源らしい。そう考えると獅子舞ってなかなかの値打ちもんじゃない？
