アルト（手前）とテナー（奥） ｂｙ K-01
結局、レフトアローンを演るためにアルトも持ち込むことになった今日のステージだった。しかしこのために昨日、アルトのケースを開けて楽器本体を触ってみたら細かい金属パーツがサビていてちょっと凹んだ。
なにしろここしばらくアルトを使った覚えがない。そこで前回鳴らしたのはいつだったかなと過去の日記で探してみたら、なんと、ちょうど10年前の1月だったことが分かった。え゛ーーー！10年ぶりだって！しかもその10年前の時もこの曲の演奏で使ったことを覚えている。親しかった友人の出棺の際に演奏したのだけど、音が響き渡ったとたんに周りの人が泣き始め、ボクもつられそうになったのを必死で我慢したのだった。しかし演奏中に我慢した分だけ余計に、その後の場面で大泣きしてしまった。
でもね、確かにアルトでの演奏は10年ぶりだけど楽器のメンテはちゃんとしていて、5年前にはオーバーホールにも出してタンポも替えたから息漏れなどは無い。つまり楽器としての不具合は無いはずだ。でもなあ、パーツがさびていたということはこの5年間の間に進行しちゃったんだろうな。う〜む、仕舞いっぱなしはイケマセンねえ。
