*** テキトー絵日記 ***

2014/07/06 (日)

「推定脅威」未須本有生

by X10

今年の松本清張賞には未須本有生氏の「推定脅威」という作品が選ばれた。ほお〜、でそれはどんな小説かと調べてみたら(以下Amazonより)

自衛隊機は、なぜ墜ちたのか―。スクランブル飛行中の自衛隊航空機「TF‐1」が墜落した。はじめ事故原因はパイロットの単純な操縦ミスとされていたが、航空機メーカーの技術者たちは、どこか不可解なものを感じる。そして半年後…ふたたび同じ機種が墜落した。最新型の自衛隊機は、なぜ墜落事故を起こすのか?防衛省と航空機メーカーが相対する、脅威の正体とは?史上もっとも戦闘機に詳しい書き手による、理系ミステリーの決定版!第21回松本清張賞受賞作。

とある。わお!これは面白そうじゃないか。

でもできるなら嵩張るハードカバーじゃなくて電子ブックで読みたいなと思い、ソニーのリーダーストアで検索したらちゃんとあったのでさっそくこれをダウンロードして読み始めた。まだ全体の1/3くらいしか読んでないが、これは面白い。それもそのはずで、この作者自体が

(現在は)フリーの工業デザイナーだが、元は東大工学部で航空工学を学び、卒業後は三菱重工で、戦闘機の開発(空力設計)に携わった技術者。得意分野で書いた作品は、「誰が読んでも文句なく面白い」と桜庭一樹選考委員から絶賛された。(YOMIURI ONLINEより)

という経歴の人なのだ。

しかし小説を書くのはこれが初めてということらしいが、きっと専門家ならではの書こうと思えばいくらでも書くことがあるということなのだろうな。言ってみれば、医者が医療ものを書くようなものじゃないかな。さて続きを読もうっと。

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