宮川花火 by X10
今日の日中は時折り雷鳴が轟き、一時的には激しい雷雨も降り近くにいくつもの落雷もあった。こんな調子じゃ今夜の宮川の神宮奉納花火は中止かなと思ったが、念のため催事サイトで調べてみたら、荒天以外は雨天でも決行しますとある。その後も雨がパラついたりしたのだけど、夕暮時には曇り空となったので傘を持って歩いて宮川まで花火見物に出かけた。
自宅から宮川までは片道で3kmちょっとあるが、大晦日などもそうだけど、こういう特別なイベントの日は多くの人が歩いているので、あまり遠くには感じない。とはいえさすがに往復で6km以上も歩くと脚が疲れたのは確か。いかに普段、歩かないようになっているかがよく分かる。
花火そのものは毎年恒例のごとくで特に感想はない。それよりお嬢ちゃんたちの浴衣姿が多く目に付いたのだけど、着こなしとしての浴衣が似合ってないのは仕方ないとして、あの帯の不自然さはなんだろね。いかにも出来合いのインスタント帯を装着しましたって感じが見え見えだ。
でもそんな浴衣姿のお嬢ちゃんと若きお兄ちゃんがカップルで嬉しそうに歩いているのを見るとつい応援したくなるのは、もうすっかりこちらが枯れてきたって証拠か。初々しいカップルを見ると子犬の可愛らしさを愛でるがごとくの感想を抱いてしまう。
