*** テキトー絵日記 ***

2015/04/10 (金)

フルート用のPAセットを考える

今日も冷たい雨の一日 by G1X Mk2

もうこれで何日お日様を見てないんだろう。連日の曇り雨曇り雨、おまけに今日の気温は昨日よりまた下がった。午後の2時過ぎで10度しかないんだものなあ。さて、連日のフルートネタですがちょっとこれを見て下さい。

トロントでのウェディングパーティーの出し物の様子みたいなのだけど、なんだかどこの国でも演ってることは同じだなあと親近感が湧いてしまう。それと前から思っていることなのだけど、英語圏の歌手の方が英語が上手い、そりゃ当たり前か、そうじゃなくてビブラートが上手い。語尾の扱いというかフレーズの伸ばし方というか、そのあたりがアチラの方はお上手だと思う。

ここでフルートを吹いているのがビル・マクバーニーという人。これを見ていて彼のフルートプレイはもちろんなのだけど、彼が使っているマイクシステムが気になったので、そこがFBの気安さで、ご本人に直接尋ねてみた。1時間後には返事も入っていて、
Here is my live set-up.
(1) - a Countryman ISOMAX 2 clip-on condenser mic (hard-wired with a hypercardioid pickup pattern), made by Countryman Associates, Inc.
(2) - a Gallien-Krueger 200MV amplifier (which is no longer manufactured)

ということだ。
(2)のアンプのほうはもう生産中止のようなので何か代わりのものを探すとして、やっぱり現役バリバリのフルーティストが使っているマイクならばきっと問題ないものに違いないと思い、CountrymanというメーカーのISOMAX2を検索してみたら、ちゃんと日本でも流通していることがわかった。しかもこれは超単一指向性マイクで、おまけに耐音圧に大変優れているために管楽器などに向いているとのこと。

彼からの返事を貰うまではフルート用マイクというものを考えていたのだけど、良く考えたらそちらは無指向性なのでキーノイズや周りの音まで拾ってしまいやすい上に、セッティング場所によってはハウリング対策も考えないといけない。やっぱり実際に使っている人のセッティングは大いに参考になるものだ。

さてそうなるとあとはアンプというかアンプ内蔵のスピーカーだけど(持ち運びを考えるとなるべくコンパクトにまとめたいので)、ただしマイクがコンデンサータイプなのでファンタム電源をマイクに供給できるものが望ましい。それでいて出来れば軽量で扱いやすいものはないかと探したら、ベリンガーのB205Dという製品が見つかった。おお、なんだか親しみのわくデザインじゃないか。小型なのでなんと、マイクスタンドの途中にセットすることも出来るという。うむむむむ、これだったら明日の岸壁ライブでも使えそうだなあと思いつつ、もう間に合わないんだけど、次はフルートのライブ用PAセットかなあ、などと夢想している今日の冷たい午後の一日。

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