*** テキトー絵日記 ***

2016/04/29(金・昭和の日)

昭和の歌謡曲から思ったこと

ストロボ一閃 by G1X Mk2

今日は朝から北風が強く、最近のうちでは一番肌寒い朝だった。朝起きていつものように長袖シャツを着たのだけど朝食を食べている間もどこかスースーする気分で、食べ終えてから中にもう一枚Tシャツを着こむほどだった。

午前中は買い物ショーファーなど出掛けていて、午後からは久しぶりの撮影バイトの日だった。今日は昭和の日という祝日でもあるので、隣町まで出かける間のNHK-FMは昭和歌謡特集だった。昭和なら任せなさい!と言いたいところだが、ボクは案外歌謡曲を知らない。もちろん大ヒット曲などは知っているが、なにぶん洋楽、それもジャズに傾倒していた青春時代なので意外と歌謡曲を知らなかったりする。

先日の語学番組を見ていたら、フランス語だったかなあ、文章の発音のところで「英語みたいにアクセントが無いから楽でしょ」という発言があった。あ!な〜るほど!そういうことか!

ジャズの歌やアドリブは英語で出来ているとも言われる。それはつまり英語の文章を喋るがごとくのアクセント強弱が必須ということなのだ。その一方でフランス語やイタリア語やポルトガル語やスペイン語などのラテン語系統のものはアクセントが必要でなく、それは日本語も同じで、だから歌謡曲にはラテンの曲やそのエッセンスが容易に導入されたりしていたのだった。

ちょっと歌うことに自信がある人がジャズヴォーカルに挑戦したりする場合、一緒に演っていて一番の違和感はこのアクセントの無さなのだった。ベッタリの音圧で高低強弱のみで歌うと歌謡曲やラテンソングなどはいいのだけど、まずもってジャズの小粋さみたいなものは表現できない。だからいくらジャズの定番曲を歌っても歌謡曲調にしか聞こえないのだな。

てなことを感じつつ昭和歌謡特集を聞きながらの移動だった。

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