by G1X Mk2
いやもうとっくに梅雨が明けて真夏が到来しているのかと思いたいほどの毎日だが、こうキッチリと晴れるのは今日明日くらいまでで、再び曇り空の毎日に戻るらしい。ドンヨリとした空で蒸し暑いのはカラッと晴れた暑さよりも一段と厳しいような気がする。今は夕方の6時50分、日が暮れかけていて日差しはないが室温は32.2度、湿度57％、充分に蒸し暑い。
昨日の日曜日には鳥羽でトラッドジャズの催し物が在った。新宿で毎年行われているトラッドジャズフェスの派生系のようだ。トラッドジャズという名前の通り、デキシーやスィングジャズのようだが、演奏プログラムを見たら案の定というか、お馴染みのヒット曲集というかのようだった。ボクは聴きに行ってないのだけど、これだったらあまり聴きたいとも思わないな。
実は今月、初めての場所でジャズの演奏依頼があって、おまけに事前にリクェストも来ているのだけど、これがやっぱり超有名曲というかヒット曲ばかりなのだ。そこで考えてしまうのは、こういうお客さんが知ってると思う曲ばかりを並べてなんとなくそれらを演奏してみせるのと、こちらが面白いと感じる曲を本気になって演奏するのと、どちらがよりサービスと言えるのかということだ。
そりゃまあ模範的な答えとしては、どちらもそこそこ織り交ぜて、ってことになると思うのだけど、仮にジャズという音楽のファンだとしたら、たとえ曲の旋律は全然耳馴染みが無くても、それを各自のパートが自分なりに歌おうとする部分に醍醐味を感じるのではないかと思うのだけどなあ。マイルスは「曲（のテーマ）は素材に過ぎない」と言い切ったのも同じことだと思うのだけど、、、う〜む。
