*** テキトー絵日記 ***

2016/09/19 (月・敬老の日)

敬老の日に思ったこと

by G1X Mk2

相変わらずドンヨリとした空模様が続いている。おまけに台風が九州の方から上陸して接近してくるようで、気分的にはそういった先行きの不穏な空気感も含まれている。予報では明日の夜から明後日の朝に掛けてが東海地方に最接近となるらしい。

とまあ先行きの悪天候は承知していながらも、今日は彼岸の入りでもあるので午後は墓参。墓前の花なども取り替えて綺麗にしてきたが、もし台風が直撃コースをたどればせっかく綺麗にした墓もグチャグチャになるんじゃないか?

今日は敬老の日。午前中には入院している叔母に会ってきたが、いくら日本人全体が長生きになったといっても健康でいられないとあまり意味は無いなあとつくづく思った。まだ叔母はいい方なのだけど同室の高齢の女性たちを見ていると、自分ならあの状態を耐えられるのか自信がない。薬や医師、看護師、介護師、家族など大勢の人のお世話になってようやく日々を送れるということ自体がなんともやりきれない。

安楽死が合法の国はどこだっけ?オランダとかベルギーあたりで合法的安楽死のニュースがあったように思うが日本ではどうなのだろう?積極的安楽死とまでは行かなくても、せめて消極的な安楽死に繋がる方法は支持されてもいいんじゃないだろうかと思える。

7年前に亡くなった父のことを思い出しても、結局のところ胃ろうなんていうものはなんの希望にも繋がらなかった。来るべき死が数ヶ月先延ばしされたのに過ぎない。年齢が若ければまたハナシは違ってくると思うのだけど、相応の年の患者ならば延命措置も考えたほうがいいように思う。

とまあ、リアルというかシビアというかの、敬老の日に思ったことでした。

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