by K-01
今夜は志摩ヨットハーバーでイルミネーション点灯式。ハーバーに係留された大小様々なヨットに飾り付けられたイルミネーションが6時のカウントダウンで一斉に点灯された。今夜は風もなく波もないので海面が湖水のようで、遠くのヨットのイルミネーションが綺麗に水面に映えていた。
スイッチオン！
ボクたちは接岸された大型のプレジャーボートの後ろにセッティングして、そこから岸壁に並んだたくさんの出店に集まっている大勢の観客に向けて演奏をした。しかしいくら大型と言えどプレジャーボートのデッキはそんなに広くはない。おまけに接岸して係留されているとはいえ、右舷に人が集まれば右に、それが左舷ならば左にと船体がゆっくり揺れる。演奏中だとそんなことを意識しないので急にフワッと揺れるとオットットとなりかねない。
今夜の演奏内容は40分程度を２ステージで、途中ヴォーカルのゲストが３０分ほど入ると聞いていたのだけど実際は殆どが彼女（川鰭祐子：かわばたゆうこ）のワンマンショーならぬワンウーマンショーだった。
今夜のPAはなかなか物凄いことになっていて、それは演奏する場所では音がこもるので煩いぐらいだけど、観客までは10メートルくらいの海面を挟んでいるので屋根に載せたスピーカーは音量を上げる必要があり、といってヴォーカルさんには返しのモニターも必要なのだけど、結局のところ、いったい何がどのくらいの音量で鳴っているのかを全然実感できないままだった。
まあね、セッティング場所が特殊だから仕方ないのだけど、サックスの音量はこれでいいのか？ウルサ過ぎない？逆に小さくて聞こえない？とまあ自分ではワカラナイままにエイヤッと押し切って演っていたのだった。でも撤収時のことだけど、今夜の演奏をしっかり聴いてくれたという、ギターもプレイするという1人のお客さんが「生音の演奏はいいですねえ」と言ってくれたからそれなりに伝わっていたようで、いやぁ良かった良かった。
