近代美術シリーズ by G1X Mk2
今日もここ数日のように晴天で北風がビュウビュウなのだけど、気温は上がってきているし風はほとんど収まりかかっている。がそれでも時折強い北風が吹くのは最後の冬のサインか。なにしろ明日からの3連休を経てお彼岸ですからね。
先日、昔集めた記念切手整理のために新たに切手カタログを買って、自分が持っている切手の整理を始めた。いや違うな、整理のための準備を始めた。このカタログがあるとその切手がいつ発行されたもので何という名前の切手なのかが分かる。でその整理整頓結果のために新しく切手アルバムを購入して、それが今日届いたので自分のコレクションを年代ごととか、シリーズごとに並べ始めた。この写真はちょうど近代美術シリーズを並べ始めたところなのだけど、改めて切手の美しさというか印刷技術の精巧さに見とれたりしている。
こうして古い切手アルバムを整理していたのだけど、自分が持っている切手の一番古いものはどれだろうとカタログ片手に調べてみたら、それは昭和34年の皇太子御成婚記念切手だった。この皇太子とはもちろん現在の天皇陛下のことだけど、昭和34年というとボクはまだ小学校の低学年なので、これはさすがに自分で入手したものでは無さそう。となると自分で集めた一番古い切手は昭和36年の花シリーズのキキョウのようだ。
切手を見ていると額面もどんどん変わっていくのが興味深い。記念切手なので1円とか2円の額面はないが、5円のものは結構ある。東京オリンピックの記念切手などは額面5円に対して寄付金が5円付いたりしている。当時は日本中がオリンピックを盛り上げて成功させようとしていたのだなあ。それと比べると今度の東京オリンピックにはこういう国民的熱気が無いのがどうもね。そういうボクもそんな巨額を掛けてまで開催する必要があるのかと懐疑的ではありますが。