わがアジト by Q7
いつもアジト、アジトって言ってるけど、アジトってどこの言葉だろうと調べてみたら、『agitating
point(アジテーティング・ポイント)。労働運動、地下組織の宣伝司令部。(/Wiki)』のことだそうで、日本語で言うアジトの直接の元の言葉というものは無かった。フランス語あたりに
agetou なんて言葉があったりするかと思ったのだけど、残念ながらそういうのは無くて単なる日本流の省略語なのだった。な〜んだ、英語か。
昔から外人さん=英語という認識があって、例えば子供時代に銀幕で体験する理解できない言葉は全部英語だと思ったりしていた。まあ対英米戦争で負けて進駐軍を受け入れていた国なので、外人は英語と思っても不思議ではない。それが実際に海外に出かけてみると、見た目はいかにも欧米白人なのに英語がほとんど通じないという例を実際に体験したりすると、この歳になって外人=英語とは限らないことを改めて知らされる。
バルト三国を旅行したときなどは、観光地で様々な海外の言葉が聞こえてきたのだけど、多くは聞いたことの無い言葉で英語はむしろ少数派だったし、北アフリカなどのアラビア語圏でも英語はほとんど通じなかった。そういう体験をしてみると世界は英語ばかりではないなあと実感する。ただそうは言ってもそういう世界のさまざまな国の言葉を繋ぐのは最終的に英語だったりしたのも事実で、となると人類共通後としての利点はやっぱり大きいのだろう。
てなことをアジトという言葉を調べた際にいろいろ連想してしまった。