with Q7
ここはいつものライブハウス。今夜は今まで店を経営していたマスターが勇退することになり、後進に店を任すことになったのでマスターの引退記念写真を撮るためだけに集まったというわけだ。このコトを記事にしたい新聞社の若い記者が集合を掛けたのだけど、撮影にあたり立ち位置指定でバシャバシャと同じようなカットを大量に生産していたが、ハッキリ言って絵作りがイマイチだ。
ハイ、楽器構えて、顔をこちらに向けて、笑顔で〜って指示は飛ぶのだけど彼の言うとおりにしていてもジャズのムードは出ないしカッコ良くもない（と思う）。メインはマスターを真ん中に挟んだ写真なのでそっちは夕刊三重の発売まで発表自粛するとして、ついでに撮ってもらったハウスバンドの記念写真がこちら↑。
でもあんまり間抜けな写真だったので、それを切り抜いて回転させ、部分的にシャープとボケを使ってどうにかマシな絵にしてみたつもり。やっぱり生演奏というかジャズの現場に馴染みがない人の写真は単なる集合写真になってしまうので面白くない。これなら演奏中をカメラマンの腕でグループ写真として撮ってもらったほうが絶対に良かったと思う。といっても新聞記事の写真ではこんなもんか。
これじゃあ面白くないに決っていると思ったので、せめてものレスター・ヤング気分で斜めに構えて撮影中も音を鳴らしていたのはワタクシなのだった。わははははは。イェ〜イ！
