with K20D
今夜は年に数回しか無いビッグバンドのお披露目演奏の日。今のところは春と秋の２回がここ、おかき本舗での季節音楽祭でのトリの出演だ、でも今年は来月に自主リサイタルがあるので今夜はその前哨戦的な感じでもある。
もういきなり結果から言っちゃうと、やっぱりこういう多種多彩な音楽グループが出るお祭り的な音楽祭だと事前に音が出せない、つまりケースから出してセッティングしていきなり本番というのは単にチューニングという以外にもいろいろと問題が出てくる。
そこへもってあまり客前演奏の経験のないビッグバンドなので、本番の空気感にノセられてしまうというか煽られてしまうというか、あるいは自分で勝手に追い詰めてしまうというかで、まあアマチュアリズム全開の演奏となってしまった。簡単に言うと吹きまくって余裕のないと言うか、ダイナミクスの乏しい煩い演奏になってしまった。
まあそれでもお客さんには喜んで貰えたようだし、なにより迫力のある演奏だったということでは間違いないようだった。でもこの迫力あるというのは音量が大きい＝煩いと同義語であることは考えなくちゃいけないと思うんだよね。なので次なる課題は音量の大小というダイナミズムをいかに演出させるかだな。次は11月3日のリサイタルだ。
