by G1X Mk2
今日の写真は最初から狙ったものではなくて、椿のアップを撮ろうとして失敗したピンボケの写真。この後でちゃんとピントの合った写真も撮れたのだけど、どうせならこっちのほうが面白いかなと。これって写実絵画が抽象絵画に向かうようなものだろうか。
スペインの現代美術館でミロの作品群を見たが、確かに色彩革命ですねと同意はするものの、あの値打ちはサッパリ分らなかった。ダリやピカソは好きなんだけどねえ、、、。
なんでもそうだが、あるコトに執着しているとその中身がだんだんとイレギュラーな方へ発展していくことがある。マニアック化と言ってもいいし、ひょっとしたらギークやナードなどのオタク分野も当てはまるのかもしれない。
これを音楽で考えると、いわゆる”アウト”なソロということになるだろうか。この”アウト”とは多分”Out
of Harmony”のことだと思うが、つまり本来は調和しているはずのメロディが即興で不調和な調べを奏でるのが面白いと感じる捉え方だ。これはやっぱり抽象を面白いと感じるのと同じような脳の受容性に依拠しているのかもしれない。