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昨日から上映が始まった映画「空母いぶき」を観てきた。数ヶ月に一度送ってくるのを楽しみにしているコミックの映画版だ。といってもあの内容をそのまま映画化するには数時間の上映時間ではとうてい足りないので大幅に脚色されている。それでも原作での出来事をあれこれ織り込んであるので、ファンとしてはガッカリすることもない。
それにしてもこんな内容を実写というか映画化出来るのだろうかと思ったが、今のCGはホントによく出来ていてそれほど違和感を持つこと無く鑑賞に没頭できた。戦闘シーンの迫力もさることながら、ウルウルしてしまう感動的な面もあるのだが、最後の終わり方はちょっと意外。というかコミックの方はまだ最後まで行ってないのだけど、原作もこの方向で停戦に向かうのだろうか?最終号は年末あたりに届くらしいが。
久しぶりの映画館だったけど土曜日の朝イチにしては結構人も入っていて、へえ、こんな戦闘シーンが中心の映画なのにとちょっと驚いた。でも原作でははっきりと中国軍が南西諸島に進軍してきて起こるはずの内容が、某国軍となっているので政治的硬派な部分がボヤけてしまうのは残念。しかも中立の立場を取る国連軍の潜水艦隊に中国が入っているのは笑えてしまう。この映画の国際的忖度なのかねえ。