救難飛行艇開発物語 with G1X Mk2
ネットサーフィン(ってこの言葉も聞かなくなったから今や死語かねえ)、まあともかく興味の赴くままにあっちこっちクリックしながら見たり読んだりしていたら、いつの間にかこの本のことを紹介しているページにたどり着いた。
内容は、日本が誇る大型飛行艇の今までの歴史と、それに改良を重ねて新型機を出すまでのドキュメンタリーが漫画になっている。技術的な問題はもちろん、生産を担当する新明和工業と川崎重工、富士重工、など各社との軋轢、さらには発注元の自衛隊との折衝、膨らむ開発費用の問題、などなど。確かにこれらが全て文字で書いてあったらちょっと読む気にならないかもしれない。そこが漫画の素晴らしい点で、なんだかんだといっても飛行機は美しいし、水陸両用の大型救難飛行艇ともなればその特殊性も含めて絵で見られることが嬉しい。
というわけで早速ポチって届いた第1巻と2巻なのだけど、ここまで読んでもまだ試験機の完成にまで至らない。次の3巻で「初飛行なるか?」ということらしいが、これが出るのがなんと来年の1月末だとか。う〜ん、忘れちゃうじゃないか、じれったいなあ。
これが完成したUS-2