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さて実はこのローマを飛び立つまでが昨日の日記で、それから先のドバイ〜関空〜伊勢というのが今日、7月2日(火)の日記内容となるのだった。でもこれではあんまりなのでちょっと脇道でコーヒーのことなど。
ポルトガルで美味しいエスプレッソを経験してからは自宅で飲むのももっぱらエスプレッソにしていた。道具は高いし場所を取るのでフランス製のハンディエスプレッソマシンを使っている。これでもちゃんと16気圧まで圧を掛けられるから、最後はあのプシューとした泡も出る。がしかしいちいちコーヒー豆をセットするのが面倒なものだからもっぱらコーヒーメーカー製のエスプレッソ用コーヒーポッドを使っている。
でね、本場イタリアのエスプレッソはどうなのか?という体験が今回の旅行の隠れたテーマでもあったのです。その結果ですが、ちゃんとバリスタの居るカウンターで飲むエスプレッソは断然美味しい。当たり前ですが、でも朝食会場にあるようなマシンの作るエスプレッソはいくらイタリアでも大したことはありません。あくまで美味しいのはバリスタが手動でセットして淹れるエスプレッソなのですよ。
ちなみに料金はだいたい1ユーロ、場所によっては1.3ユーロから1.5ユーロ。ホテルのレストランなど高いところで2ユーロでした。このエスプレッソに少量のミルクを加えたものがマッキアート。イタリア語でmacchiaとは「しみ」のことですから、コーヒーに白いしみをつくるということです。
生クリームを泡立ててたっぷりのコーヒーにしたものがカップチーノ。でもこれはイタリアでは朝食時のみで午後以降は飲まないようです。ついでにカフェラッテですが、これはコーヒーの仲間ではなくホットミルクのコーヒー味といったところでした。つまり温かいコーヒー牛乳ですね。カフェアメリカーノというのも有りましたが、そもそもイタリアのコーヒーはドリップではないので、このアメリカンというのはエスプレッソをお湯で薄めた代物なので美味しくないのでした。以上、イタリアのコーヒー事情でした。