with G1X Mk2
日本晴れの雲ひとつ無い青空は気持ちの良いものだけど、一種のグラフィック表現としてはこのTeal化された画面の色調も悪くない。だいたいが色合いというのは記憶と現実でも違うものだし、フィルム時代は各社のフィルムで色の再現性が違っていた。今でもデジカメによって色の違いがあるのは良く知られているし、それを見るディスプレーの画面によっても違う。印刷したとしてもプリンターで色は違ってくる。
Tealにしても、こんな空の色は無いとわかっているが、例えばこれがムービーの場合だと知らずにその世界観に入り込んで違和感を持てなくなってしまう。そうか、だからカラコン(カラーコンタクトではなくカラーコントロールのこと)は映画がリードしているのだな。もっとも最近はテレビドラマでも明らかにカラーコントロールしているものが見受けられる。
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日常使いで一番愛用しているキャノンのコンデジ、G1X Mk2のUSB端子が壊れた。普段、ほぼ毎日なにかを撮影して、それをパソコンに取り込むのはこのUSB端子を使っていたのだけど、それが出来なくなったのでいちいちメディアを抜いてPCに読み込ませないといけなくなった。たぶん毎日の抜き差しで端子の接触面が不良になったのだろうと思う。
どのくらいこの端子を使っているかを考えてみた。このカメラを買ったのが2014年5月だから、それからざっと5年半。他のカメラも少しは使うから、この機種の出番は年に300回として全部で1650回ほど。この程度の抜き差し回数で接触面は甘くなってくるということだな。
ボクのデジイチの一番古い機種はistDsというペンタックスの初代デジタル一眼レフで、これの場合は最後はメディアの抜き差しが出来なくなった。その経験からメディアを抜き差しするのではなくUSB端子を経由してPCにデータを取り込んでいたのだけど、今度はその端子が耐久性に欠けるということが立証されてしまった。肝心の画像エンジンやレンズには問題は無いのでなんか残念な気持ち。
かつての愛車だったサニーは足回りはなんともないのに雨漏りがするという理由で廃車にせざるを得なかった。なんだかあれと似てないかい?本体の機能そのものより周りの不具合が原因で使えなくなるというあたりがさ。