with G1X Mk2
今日のアジト内は気温40度超え。エアコンなどは無いので扇風機や換気扇をブンブン回しているが、室内で気温40度を超えるとなかなかのものです。これでも屋根上に這わせた漏水ホースを作動させてのことなので、何もしなかったら50度近くなるかも。バンド仲間から若い頃、クルマの中にサックスを置いたままにしていたらタンポが全部ダメになったという失敗談を聞いているので余計にコワイ。
ただ、この新アジト、といってもこっちに引っ越してからもう随分経つのだけど、以前の元店舗だった旧アジトに比べると湿気が全然ないのでカビの心配はない。旧アジトでは大量に買って大事に保管していたサックスリードが全部カビてしまった、なんてこともあった。まあそのカビを落とせば使えるのだけど、封も切ってない新品が開けたらカビているというのはあまり気持ちの良いものではない。
学生時代に先輩から聞いたハナシで、新品のリードより1年くらい寝かせておいてカビたもののほうが鳴りが良い、なんていうのがあった。なんでもカビた後のほうがリードの繊維が揃うのだとか、、、大いに眉唾っぽいけど、これを話している先輩は大真面目だった。きっと彼自身がたまたま遭遇した出来事からそういう風に思い込んだのだろうと思う。でも当時のボクは、へえ、そんなものかと素直に受け止めていた。
今は新品のリードはリードトリマーで調整するとだいたいのものは使えるようになる。その中から良く鳴るものを本番用として印をつけておけば良い。じゃあそれ以外はというと、普通なら練習用とかになるのだろうけど、そもそも練習しないからなあ、、、。
ナベサダ氏は小野リサとデュオするときに、いつものセッティングで鳴らしてから「ちょっと待って、リードを替えるから」と言って柔らかい、あまり大きな音では鳴らない、いわば練習用に替えていたから、そういう時には使えるのかも。でもそんな機会ってあるかな?