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木曜なので午後は恒例の図書館。先週は集中力が途切れかかった「再帰動詞」も今日はどうにか乗り越え本日はノート代わりのA4用紙を4枚消費した。これらは不要になった譜面の裏側を使っているのだけど、この先10年以上はノートを買う必要がないほどの量がある。あまり自慢にはならない。
2時間弱をオベンキョウで過ごし図書館を出ようとしたら、最近入りましたというコーナーに「アロハで猟師、はじめました」を見つけた。これは時々新聞のコラムに載っていてその文章の切り口が面白くて以前から興味をもっていたものだ。
著者の近藤康太郎氏は作家で評論家で新聞記者という肩書を持つ人で、純粋な都会生まれ都会育ちの彼が九州の田舎に居を移し、そこで百姓をし、その立場から害獣退治を目指し、今度は猟師としてイチから覚えていく過程で考えるアレヤコレやといった内容。
単なる体験記でもないし猟師のノウハウ本でもない。そこにこの本の面白さがある。いやぁ、さっき借りてきたばかりなのにもう一気に70ページも読んでしまった。しかしそれにしても著者の彼が感じている現代とボクが感じているものとは通底するなにかがありそうだ。