陶板画の大塚国際美術館

バチカンのシスティーナ聖堂 by KP

小旅行２日目は淡路島から鳴門大橋を渡った徳島県側にある大塚国際美術館。この美術館は世界の名画を原寸大で陶板画にして再現してあると聞いていたのだけど、実際に訪れてみるとその再現のスケールや荘厳さに驚かされた。

まずなにはともあれ、この美術館そのものの建築的なスゴさ。駐車場からシャトルバスにて送ってもらい入館したのが1Fと思いきや、これがB3の地下になるという、つまり丘の斜面を掘って造られているという構造なのだ。ここから2Fまでの全部で5階になった構造の美術館には世界の名画が1000点以上展示されている。しかも本物では無い故に写真撮影は自由（ストロボは禁止）。

実を言うと最初は、んなもの陶板画と言っても要はダミーなんでしょ、と軽く考えていたのだけど、実際にこれらの作品を前にすると圧巻の存在感で、実際に世界各地で見てきた本物といくらも変わらぬ感動を得るのだった。なにしろ全てが実寸というのと、展示の見せ方がそんじょそこらの美術展と比べ物にならないくらい入念に施されているのが実に感心する。バチカンのシスティーナ礼拝堂なんて本物は観光客で埋め尽くされていてもうなにがなにやらだったものなあ。

あまりの展示数に後半は疲れてきていささか飛ばし気味に見て回ったのだけど、それでも2時間は掛かった。美術好きな人が丹念に見て回れば半日は掛かるんじゃないか。それほど充実の内容だった。オススメです。

名画の数々

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

	陶板画
イタリア語	Pittura su tavola di ceramica （ピットゥーラ ス ターヴォラ チェラーミカ）
スペイン語	Pintura de placa de cerámica （ピントゥーラ デ プラカ デ セラーミカ）
ポルトガル語	Pintura em placa de cerâmica （ピントゥーラ エン プラーカ ヂ セラーミカ）
フランス語	Peinture sur plaque de céramique （パンチュール スル プラク ドゥ セラミキ）