*** テキトー絵日記 ***

2023/03/12(日)

新日本フィルのコンサート

by G1X Mk2

本日のメインイベントはこちら。沼尻竜典指揮による新日本フィルのコンサート。お題は「オール・ドヴォルザーク・プログラム」ということで、まずは謝肉祭から序曲、次にチェリストの宮田大を迎え、チェロ協奏曲。ここで休憩を挟み、後半はご存知「交響曲 第9番」の「新世界」。

総勢75名からなる交響楽団の生音は大変に素晴らしいもので、強弱、緩急のダイナミクスさもたっぷりと味わえたのでした。特に沼尻竜典の指揮は見ていて分かりやすいというか、Jazzでいうとまるでジョン・クレイトンが指揮してるときのようなストレートさを感じた。

チェリストの宮田大は42分もの長尺の協奏曲を全て暗譜していることに驚いてしまった。まあクラシックの世界では当たり前なのかもしれないが暗譜の苦手なボクは驚く他ない。それと観客の何度も続く拍手に応えてソロで演ったサン=サーンスの「白鳥」はチェロの音色がひときわ味わい深くて良かった。でも同時にボクの脳裏に浮かんだ映像は歴史的なアンナ・パヴロワの「瀕死の白鳥」ではなく、トロカデロ・モンテカルロのコミカルな「瀕死の白鳥」だった。

後半の「新世界」はやっぱり馴染みのあるメロディにジーンとしてしまった。と同時に「校庭にいるみなさん、お家に帰りましょう」のいつか聞いたアナウンスもダブッてしまった。曲後半の力強いメロディも馴染みがあってアッという間の45分だった。


大阪公演で観たトロカデロ・デ・モンテカルロ

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  「瀕死の白鳥」
イタリア語  IL CIGNO MORENTE
(イル チーニョ モレンテ)
 スペイン語 EL CISNE MORIBUNDO
(エル シズネ モリブンド)
 ポルトガル語 O CISNE MORRENDO
(ウ シズニ モヘインド)
 フランス語 LE CYGNE MOURANT
(ル シニ ムホン)
THE DYING SWAN

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