79回目の終戦記念日

今日も猛暑 by G1X Mk2

8月15日は終戦記念日。正しくは天皇がポツダム宣言の受諾を決定し玉音放送を行った日のことで「終戦の日」とされる。ただしこれは日本国内だけのことで、米国などは降伏文書に調印した9月2日を戦争の終わった日としている。しかしこの日以降もソ連軍は北海道に向けて進軍しており、これを食い止めるべく日露間で激しい戦闘があったのは有名なハナシだ。相手が弱者と見れば力ずくで領土を奪おうとするソ連の姿勢は今も昔も変わっていない。

全国戦没者追悼式の様子

今年も総理大臣始め、どの閣僚が靖国神社に参拝した、あるいはしなかったと報道が取り沙汰されているが、参詣した人は右派の保守系で、参詣に批判的な人は左派のリベラルという分け方も不思議な気がする。一般のお盆では先祖の墓参りが当たり前なのに、戦争が絡むと何故に反発が起こるのだろう？それに靖国神社に関して中国や韓国が反発する割に最大の対戦国の米国は何ら反応していない。米国では戦死した兵の墓地を尊崇するのは当たり前だからだ。

パリオリンピックの卓球メダリストの早田ひな選手が帰国後の会見で、「鹿児島の特攻記念館に行きたい（今の自分が卓球競技に没頭できる幸せを実感したい）」というようなことを言って話題になっている。24歳でこの発言は大変に立派なことだと思う。戦後のGHQが仕掛けた偏向教育が、今の若者にとっては賞味期限切れになってきているということなのかも。

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

	終戦記念日（戦没者追悼記念日）
イタリア語	Giorno della Memoria （ジョルノ デッラ メモリア）
スペイン語	Día del Recuerdo （ディア デル レクェルド）
ポルトガル語	Dia da Memória （ヂア ダ メモリア）
フランス語	Jour du Souvenir （ジュー ドゥ スヴェニー）