*** テキトー絵日記 ***

2024/10/22(火)

国宝・松江城と足立美術館

美しい天守閣 by ZV-1

快晴で気温は28度もあった翌日は小雨模様の肌寒い一日となった。ただ雨は本当に小雨で結局、傘は手に持っていたが開くことは無かった。今日は宿を出て7km北上し、市内中心に建つ国宝の松江城見学。

天守閣に至るまでの二之丸、三之丸、等の石垣や堀も素晴らしいが、なんといっても見事な構造の天守閣は素晴らしい。外観は4重だが内部構造は地上5階地下1階という複雑なもの。至るところに銃眼や石落としなどの実戦を強く意識した細工も興味深い。築城は慶長16年(1611)とのことだ。

この後は東へ30kmほど走って安来節で有名な安来市へ。あの、どじょうすくいの踊りでお馴染みのところで、、これまでボクは<やすきぶし>だと思っていたが現地の発音は<やすぎ>なのだった。みんなが言う<かるいざわ>は現地の人は<かるいさわ>と言うのと似ている。というかその反対の例だな。

さてここでの目的は米国の日本庭園専門誌で20年以上連続で日本一を得ている足立美術館。ここもこれまでに何度かテレビで紹介されているが、確かにものすごく手入れの行き届いた庭園、それも遠くの山まで借景に使っている繊細なバランス感覚が素晴らしい。


広大な遠近を全て使った枯山水の日本庭園だ

ボクはこの庭園のことしか知らなかったのだけど、館内は日本画が約2000点と集大成されていて、特に横山大観の展示には力が入っていた。ただ、新館にはただいま第109回の院展が催されていて、現代日本人画家による大型の作品が多数、展示されていた。こちらは撮影可なのでこんなことも。


ジャングル絵画は好きだ

「庭園もまた一種の絵画である」足立美術館を創設した島根の実業家、足立全康の言葉。その言葉通り、足立美術館の美しい日本庭園を別の角度で。

ここを12時半に出て帰りは米子自動車道で本州を半分横断し落合JCTで中国縦貫道に入り、途中、加西SAで休憩を挟み約450kmを帰ってきた。行きは鳥取自動車道経由だったのだけど、帰りのルートは全部で5時間半、さすがにちょっと疲れた。特に雨の日の高速ロングドライブは肩に力が入ってしまう。

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  日本庭園
イタリア語  Giardino giapponese
(ジャンルディノ ジャポネーゼ)
 スペイン語 jardín japonés
(ハルディン ハポネス)
 ポルトガル語 Jardim japonês
(ジャルヂン ジャポネイズ)
 フランス語 jardin japonais
(ジャルダン ジャポネ)
Japanese Garden

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