*** テキトー絵日記 ***

2024/11/29(金)

"Mostly Evans"by Jonathan Katz Trio

by ZV-1

本日のメインイベントはJonathan Katz Trio。テーマがMostly Evansで、要するにビル・エヴァンス・トリオを生で聴こうというもの。といっても安易なエヴァンスのコピーなどではない。あくまでエヴァンスの愛した曲や構成をDedicateしたというスタイルで内容はもちろん彼ら独自のものだ。

ボクは70年代初頭に実際のビル・エヴァンス・トリオを東京で聴いたが、その頃のエヴァンスはヒッピースタイルで電気ピアノを多用し、後から知ったハナシではクスリでラリっていたようで、全然面白くなかった記憶がある。

そこへ行くと今日のピアノトリオは全盛期のエヴァンストリオを彷彿とさせる内容で、特にベースの存在が光っていた。なにしろエヴァンスのピアノトリオはピアノをベースやドラムが伴奏するというスタイルではなく、曲をピアノと(特に)ベースが共に同時に歌って音楽していくという特徴があるので、いくらピアノだけが頑張ってもエヴァンストリオにはならないのだ。

なので本日の影の功労者はベースの楠井五月だったんじゃないだろうか。いやぁ、生のエヴァンストリオ(のスタイル)を聴けるとは思ってもみなかった。素晴らしい。



******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  聴衆
イタリア語  pubblico
(プブリコ)
 スペイン語 audiencia
(アウディエンスィア)
 ポルトガル語 público
(プブリコ)
 フランス語 public
(ピュビリキ)
audience

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