*** テキトー絵日記 ***

2025/01/18(土)

8年後の式年遷宮に向けて

by ZV-1

早くも次の遷宮に向けて御用材の貯木が始まっている。次の遷宮とは2033年で今から8年後なのだけど、建て替えはメインの伊勢神宮の外宮内宮だけでなく24社の主要神社が建て替えられるから総材木数は大変なものになる。なにせ、ある年の遷宮が終わった時から次の遷宮の準備が始まるというからその大変さは持って知るべし。

遷宮は20年に一度なので、宮大工などもその職人人生において2度か3度しか経験しないことになるから、次世代への技術の伝承もままならぬことだろうと思う。当世風の最新建築工法ではないしね。

建築工法といえば、内宮前の五十鈴川に掛かる宇治橋は普通の大工では出来ないそうで、なんと船大工が腕を奮うのだそうだ。そういえば確かにあの橋は船底のように湾曲しているからな。しかも全部が完全に木製。ただし川底の基礎となる穴はコンクリートで開けてあるのはひょっとしたらナイショかも。

まあ橋なんで社殿ほどには伝統を求められてないのかも知れない。あ、今気がついた、そうか遷宮は社だけじゃなくて橋までも建て替えるのだった。スゴイな。いったいいくらくらい掛かるのかと調べてみたら前回の遷宮の総費用は588億で、これは神宮の自己資金と寄付だけで賄われるそうだ。大阪万博の会場建設費が2350億というから遷宮は案外お安いね。


******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  沢山の材木
イタリア語  molto legname
(モルト レニャーメ)
 スペイン語 mucha madera
(ムーチャ マデラ)
 ポルトガル語 muita madeira
(ムインタ マデイラ)
 フランス語 beaucoup de bois
(ボクー ドゥ ボワ)

Lots of timber

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