*** テキトー絵日記 ***

(2006/09/05)


小径車で峠の登坂

ヘアピンが続くところ

昨日、自転車屋さんで小径車のブレーキ性能のハナシをしていて「一度本気で坂を下るっていうのをしてみないと分かりませんねえ。剣峠で試してみては?」ということになった。そういえばボクはまだこのKHSで剣峠に登ったことがないことに気が付いた。「そうだそうだそうしましょ!」

ということで今日の昼前に行ってきました剣峠。久しぶり〜!今日も気温はぐんぐんと上がってきているがそれでもどこか乾燥した風が吹いているし、だいいち山道はやっぱり平地よりも涼しい。とは言うもののフロントギアは一枚しかないKHS君で山道を登ろうとすると懸命に漕がなければいけないのでその分きっちりと汗は噴出す。これがMTBだったらさっさとフロントをセンターのギアに入れているところだし、ロードレーサーの場合ならばインナーに落としてるはずなのだけど、フロント無段のKHSにそんな選択は無い。リア7段の一番ローギアでギシギシと登っていく。

峠の頂上に着いたら数分間休憩してさっさと折り返す。ところがこの下りがとても優秀なのだ。もちろん小径車特有のクイックなハンドル操作感はあるので下りの峠道では速度のコントロールが大事なのだけど、取り替えたブレーキシューはなかなかの制動力を発揮してくれたし、20インチの小径でもKHS車のハブはよく転がるので、あのカーブが多く道幅の狭い剣峠の下りで本日最高速度51.5km/hを記録した。これって結構スゴクない?

車体もフォールディングバイクと思えないほどの剛性感があったし、やっぱりKHSは小径でも折り畳みでもスポーツバイクとしての機能は失われていないなあと実感した。今日の峠への往復は距離が37kmで、これを2時間切って往復しているからMTBとあまり変わらないぞ。

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